最近、ワーママ向けの在宅ワークの転職情報をよく目にします。在宅ワークなら時短勤務ではなくフルタイム勤務が実現できるのか?そんな疑問を持ち在宅ワークへ転職を検討されている方、転職が決まった方、既に在宅ワークで勤務しているワーママの参考にしていただければ幸いです。在宅ワーク時の一日のスケジュールや工夫、特有の苦労についてまとめています。

答え「大変ではない」
タイトルの問いに対する答えとしては、現在は「大変ではない」と感じてます。
しかし、育休復帰後3ヶ月間は、日々の効率的なルーティーンを模索し、試行錯誤や失敗が続いたため、大変でした。
ルーティーンが確立し、生活リズムが軌道に乗った今は、大変とは感じていません。
以下にて、我が家のルーティーンや生活リズムの詳細について記載していきます。
仕事による拘束時間の比較 ~テレワークと通勤~
我が家のルーティーン等について話す前に、まず在宅ワーク時の拘束時間について触れます。
在宅ワークの場合、通勤時間がかからないので、通勤時間を就業に充てていると考えると、
在宅ワーク+フルタイム = 通勤往復1時間+時短マイナス1時間/日
= 通勤往復2時間+時短マイナス2時間/日
と同等の拘束時間なのかなと思ってます。
となると、「在宅ワーク+フルタイム」は、例えば
「通勤時間2時間+時短勤務マイナス1時間/日」の場合よりも、拘束時間は短いですね。
在宅ワークの場合、化粧無しのスッピン&部屋着で仕事が出来るので、
出勤時に化粧や着替えの時間をある程度費やしていた場合、拘束時間にもっと差が生じるでしょう。
そんな想定で、現在のお勤め時間と比較し、今後の話を読んでいただくとイメージしやすいかなと思います。
我が夫婦の育児分担と勤務時間&預け時間
妻がフルタイム勤務する為には、夫にもある程度、可能であれば半分近く、育児を担ってもらう必要があります。
我が家は、保育園への預け時間を出来るだけ短くしたいという総意の下、夫婦の分担を考えていきました。
夫婦の育児分担
我が家は、育児の朝担当は夫、夕方担当は私としており、
朝の子の食事、身支度、保育園送りを、夫に一任しています。
朝、私がやっている育児は、起床後のオムツ替え、洋服の準備、保育園バッグ準備、連絡帳記入です。
およそ15~30分で終わります。
余裕がある時は子と遊びます。
一緒に歌を歌ったり、ごっこ遊びをしたり、おしゃべりしたりetc.
話が逸れますが、朝は私の担当育児が少ないので、時間に追われることなく、子と遊ぶことができます。
体調不良時は、冷静に子の様子を観察でき、実母への看病の相談や自分の仕事の調整を焦らずにできます。
平日朝に余裕を持って子の声に耳を傾けることができる時間は貴重だなと思い、私自身、楽しみながら朝は子の遊びに交ぜてもらってます。
勤務時間&預け時間
我が夫婦は二人とも会社員で、会社の一般的な勤務時間は8:30~17:30です。
そんな中、二人とも毎日フレックス勤務をしており、
勤務時間は、夫が一時間後ろ倒し(9:30-18:30)、私が一時間半前倒し(7:00-16:00)とし、フルタイム勤務しています。
家から片道15分程度の保育園に預けており、子の保育園預け時間は8:45~16:30です。
周囲のフルタイムワーママの話を聞くと、7:30~18:00程度で預けている方も多数いるので、
我が家は、フルタイム勤務している割に、保育園の預け時間が短いかなと感じています。
改めて考えると、8:45~16:30と7:30~18:00の時間差は約3時間、週5日登園とすると、15時間/週の差ですね。
預け時間は割に短いですが、その反面、平日に夫婦二人がリビングにいる時間は極端に短いので、平日に夫婦間の会話は業務連絡のみとなり、談笑できる時間はないに等しいです。
(と書きながら、他の家庭の平日の談笑時間が気になったりします)
子のご機嫌との兼ね合いでだんだんお迎え時間を早めた
保育園の預け時間について、現在は8:45~16:30に落ち着きましたが、当初は17:00過ぎまで預けるつもりでした。
しかし、慣し保育が終わった後、17:00過ぎにお迎えに行った際の我が子の機嫌の悪いこと・・・
特に第一子ちゃんは、疲れて機嫌が悪いというよりも、早く家に帰りたいという気持ちの面でストレスを感じていた様子でした。
17:00過ぎのお迎えの場合、帰宅後から寝るまで間、何かとわがままになっており、大変でした。
急いで夕飯や洗濯などの家事をこなしている中で、子がだだをこね始めると、いちいち時間が取られ、お互いイライラしてしまい、これはいかんと思い、保育園の預け時間を短くすることを検討しました。
徐々にお迎え時間を早めていくと、第一子ちゃんのご機嫌が良くなっていくことを体感しました。
それに伴い、私の勤務開始時間も早め、現在の時間に落ち着いたというところです。
保育園に慣れたということもあるのでしょうが、現在は帰宅後にぐずることなく、ご機嫌に過ごしています。
今振り返ると、17:00過ぎのお迎えに子が慣れるまで待つ、という選択もあったのでしょうが、私は夜の子の睡眠時間を長く取りたい&寝る前にゆっくり会話する時間が欲しいという理由から、お迎え時間を早める選択をとりました。
一日のスケジュール
タイムスケジュール
夫婦の家事分担も分かるように以下、まとめてます。
「※」の記載がある箇所については、以降で詳細を記載してます。
黄色=睡眠
ピンク=勤務、保育園登園中
時間 | 妻(私) | 子 | 夫 |
4:00~6:30 | 起床&自由時間(※1) | ||
6:30 | 起床 | 起床 | |
6:30~7:00 | オムツ替え&少し遊ぶ | オムツ替え&少し遊ぶ | 食器片付け&朝食作り |
7:00~8:00 | 出勤 | 朝食&遊ぶ | 朝食提供、片付け、洗濯 |
8:00~8:30 | 着替え | 出発準備 | |
8:30 | 保育園へ出発 | 保育園へ出発 | |
9:30 | 出勤 | ||
~ | |||
16:00 | 退勤 | ||
16:30 | 保育園へお迎え | お迎え | |
17:00 | 帰宅 | 帰宅 | |
17:00~17:30 | 入浴 | 入浴 | |
17:30~17:45 | 夕食準備 | ||
17:45~18:15 | 夕飯 | 夕飯 | |
18:15~19:15 | 夕食片付け、洗濯物干し(※2) | 遊ぶ | 退勤 |
19:15~20:00 | 歯ブラシ&絵本読み聞かせ | 歯ブラシ&絵本読み聞かせ | 帰宅 |
20:00~ | 就寝 | 就寝 | 夕飯&自由時間 |
※1:私の起床時間と自由時間
私は子の寝かしつけでついつい子と一緒に寝てしまうことが多々あります。
ただ、我が子(2~3歳)の睡眠時間は20:00~6:30ですが、大人の私はさすがに毎日10時間半も寝れません。
その為、20:00に寝ると4:00頃に目が覚めることが多く、それでも8時間は寝れているので目が覚めたら本ブログを書くなど、自分の自由時間に充てています。
時々、子と一緒に20:00~6:30まで寝てしまい、10時間半睡眠の日が続くと20:00に寝付けず、20:00~24:00を自由時間としたりしてます。
そんなこんなで、私自身の睡眠時間は安定していませんが、我が子は早朝に私が横で寝ていないと泣いてしまう事が多いので、毎日4:00起床とすることが出来ず・・・・
自分の起床時間を模索しているところです。
※2:夕方1時間の家事時間
保育園からの帰宅後、家事時間の確保とその間の子が遊ぶ時間の確保についてです。
親が片付けや準備をしている間、子はおもちゃ等で遊んでいる訳ですが、小刻みの時間(お風呂やご飯の合間)で遊ぶとなると、その都度、私が遊びを中断させなくてはなりません。
中断させると、せっかく遊び始めたのにと子は怒り、私もせっかく集中しているのに邪魔してしまったと申し訳なく感じます。
また他方で、保育園で持ち帰ってきた洗濯物をその日のうちに洗濯して干したい、しかし、寝かしつけ後に自分が起きて洗濯を干す自信はない、その為、寝かしつけ前に時間が欲しい。
そんな両者の希望を叶える為に、帰宅後は遊ぶ隙を作らないくらいに夕食とお風呂を済ませ、その後に1時間かけてそれらの片付けや洗濯を行い、その間に子は自由に遊ぶ、というルーティーンにしました。
一時間遊ぶと、子は満足して、寝る準備へ移行してくれます。
また、一時間あれば、保育園の荷物の洗濯、夕食後の片付け、洗濯干しは十分に終わります。
時間に余裕がある日は、翌日の夕食に向けて下準備をします。
ほうれん草を茹でたり、鶏肉を漬け込んだり、ヨーグルトを作ったり、甘酒を作ったり、、、
いずれも5分以下で出来る範囲内で行います。
子の常備食として作っているヨーグルトと甘酒については、下記記事でまとめてます。
良かったらご覧ください。
5分以内で済む家事は、仕事の合間に片付ける
一時、話題となった「名もなき家事」。
名前すら付いていないような、短時間で終わる家事たちのことです。
だいたい、5分以内で済むような、取るに足らない家事群です。
・ハンドソープ、シャンプーなどの詰め替え
・不足している日用品在庫チェック
・ポストの確認
・保育園のお便りの内容確認 などなど。
挙げ始めるとキリがなく、いずれも5分以内で終わりそうですが、とにかく数が膨大。
その為、まとめて済ませようとすると、かなり時間を要してしまい、ストレスに感じます。
そんな家事は、仕事の合間の休憩時、一息つきたい時に一つずつ済ませるようにしました。
この点に関しては、以下の記事にまとめてますので、よかったらこちらもチラっと見てみて下さい。
夫婦の家事分担
かつて我が家は、妻である私が9割ほどの家事を担っていました。
育休復帰前~育休復帰後3ヶ月で徐々に家事を夫に引渡していき、現在、夫は以下の家事を担当しています。
主に、夫が得意とする分野の家事を引き渡しました。
妻(私) | 夫 | |
---|---|---|
半々で担当している家事 | 食事作り(夕) 、洗濯(自分と子の分)、 風呂掃除(平日) 、トイレ掃除(平日) | 食事作り(朝) 、洗濯(夫の分)、 風呂掃除(休日) 、トイレ掃除(休日) |
専任にしている家事 | 日用品&育児用品購入、 名もなき家事、 家計管理 | 食材購入 車関係全般(メンテ、洗車) |
私の担当している名もなき家事と家計管理の作業量が膨大なので、正直なところ、現在の夫婦の家事割合は半々からはほど遠いです。
今後も少しずつ夫に役割を引き渡していこうと考えています。
【結論】家事育児をルーティーン化出来れば、大変ではない。
在宅ワークと言えども、フルタイム勤務するとなると8時間分の作業量をこなさなければなりません。
そうはいっても、家で仕事してると、夕方の送迎に備え、少しでも家事を済ませておきたい気持ちが常に心のどこかにあります。
その両者を実現する為に、上述したとおり、以下の対策が要となるようと感じています。
・仕事の合間片付ける家事は、名もなき家事に留める(時間のかかる家事はしない)
・保育園迎え後に子がご機嫌で過ごしてくれる時間を探り、時間がかかる家事はお迎え後に片付ける
・家事育児の分担を(出来るだけ)夫と半分こにする
・自分の睡眠時間は十分に確保する
特に一点目については、仕事の合間に時間のかかる家事を片付けようとしない意識が必要かと思います。
就業時間中の合間に全家事を終わらせようとすると、仕事に集中できず、仕事も家事も中途半端となり、達成感が得られない割に、常に時間に追われ、フラストレーションがとてもたまります。
試行錯誤の過程でそんな失敗を私は経験し、そのフラストレーションは特に避けるようにしています。
上記4点について注意しつつ、家事育児が単純作業のようにこなせるまでに慣れてくれば、大変とは感じないと思います。
【所感】仕事家事育児を全うできるので、充実感や達成感を感じる ~独身時との比較~
独身時代よりも仕事に費しているパワーは少ないが、育児含めた一日のアウトプットは比にならないくらい増えた
ワーママは、残業していない上に年休を取得する日数が多いので、仕事量を独身時代と比べると、圧倒的に少なくなります。
それ故に、職場復帰早々のワーママは、自分に対し、自信喪失、やるせなさ、無力感等を感じがちかと思います。
私もそうでした。
しかし、朝から晩までの一日の作業量を振り返るとどうでしょうか。
一人分の家事しかしていなかった独身時代と比べると、比にならない量の家事育児をこなしていると思っています。
私は夜寝る前に、家事育児分も加味して振り返り、今日もよく働いたなと考えるようにしています。
独身時代は毎日在宅ワークで息が詰まっていたが、子育てや家事が適度な息抜きになる
会社に出勤している時期は、隣の席の人が貧乏ゆすりをしたり、ボールペンをカチカチしたり、上司が部下を叱責している風景があったりと、私の場合、気が散っており、完全に集中できていた時間は少なかったように感じます。
その後、会社が在宅ワークに方針変更し、出産前に毎日在宅ワークをしていた時期を振り返ると、あまりに集中しすぎて本当に息が詰まっていました。
家では、気が散る外部要因がほぼない為、会社に出勤している時の倍以上集中できるので、その分効率も良い・・・・が、息が詰まる。
ちょっと息抜きがてら会話したいと思っても、相手が居ません。
携帯をいじり始めても、ダラダラと時間が過ぎていくだけで、あまりリフレッシュ出来たように感じられていませんでした。
現在は、そんな息が詰まった時に、上述した名もなき家事をこなしたり、保育園の行事を考えたりして、思考を180度切替えることが出来ています。
ダラダラする時間があったら早く仕事を切り上げて早く保育園へお迎えに行きたいと思うので、短時間でリフレッシュできるようになりました。
【今後】小学校入学後に時短勤務に変更すればいいかな
保育園に通っている時期は、子が小さいのでお世話に時間を取られますが、そうは言っても、保育園は働く父母のための施設なので、就業時間中に何の心配もなく預けることができて有り難いと心底思います。
入園当初の保育園の洗礼の時期は、大変でしたが、それを乗り越えれば、自由に働かせていただいてます。
全国の保育園、保育士の皆様に、大声で感謝を述べたいです。(ありがと~!!!)
私は保育園卒園までは、フルタイム勤務を継続すると思いますが、
問題は、「小一の壁」ですね。
小一の時期は、家で子の帰りを迎えたい、宿題のフォローや家での過ごし方、習い事などは仕事よりも優先したいと思うので、小学1~2年生くらいは、一時的に時短勤務にしたいと考えています。
最後まで読んでくれてありがとう!
私も模索していますので、一緒に頑張りましょう☀
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