私の場合、家だと何の妨げもなく仕事に没頭できるので、会社で仕事するよりも仕事が捗ります。しかし、毎日在宅ワークとなると集中しすぎてしまい逆に息が詰まる…戦闘モードで仕事も家事も家で行っていると、家が息抜きできない場に変わりました。そんな悩みをもった私が行った工夫についてまとめています。

仕事をする場所について、
会社の方が集中できるタイプ。
家の方が集中できるタイプ。
あなたはどちらでしょうか?
前者の場合、家はリラックスする場所なので、家だとだらけてしまう。
会社にいくと切替えられて、集中できるという声を聞きます。
後者の場合、会社では周囲の人の動作や音、話声が気になってしまい、なかなか集中出来ない。
逆に家だと、集中を妨げる人や物音がないので、仕事に没頭出来る。
没頭出来る分、会社に行くよりも疲弊してしまう。
一日のアウトプットは、会社に行くよりも何倍も多いですが、夕方頃にはヘロヘロです。
更に同じペースで家事をしようと思うと、更にヘロヘロとなります。
この記事では、私のように後者に該当するタイプの人が、家事を息抜きとして、適度にリフレッシュしながら、仕事への集中力を高める方法について記載します。
【工夫①】頭のメモリを浪費しないように、思いついたTODOは逐一書き出し、いつやるか決めておく
家で仕事をするということは、当然ながら、家事をする場と仕事をする場が同一の場所になります。
そのせいか、常に家事も仕事もできる環境にあるので、「アレもやらなきゃコレもやらなきゃ」と不要な焦燥感に駆られることがよくあります。
会社のように周囲に誰か居るわけでもないのに、常にやるべき事に追われているような、焦りを感じる訳です。
在宅ワークを始めて早々、この「焦燥感」との決別の必要性を感じました。
その為にやったこととして、「アレやらなきゃ」と思いついた事は、頭の中に留めておくのではなく、TODOリストとして、書き出す事です。
その際、いつ行うのか、区分分け出来ていれば、なお、現実性が増します。
例えば、私の場合、思いついたTODOを以下に区分分けしていきます。
- 5分以下で終わる名もなき家事 →仕事の休憩時
- 物音や埃が立ちそうな家事 →昼休み
- 時間をかけて思考をしたい書類関係 →夜、子の寝かしつけ後
上記3区分の中に、思いついた家事を当てはめて行きます。
やることを書き出すことで、やることを頭の片隅にずっと留めている必要がなくなり、その分の思考を他へ費やす事が出来るようになりました。
【工夫②】一方向の全体会議の時:作り置き料理の下準備をする
月に数回、部署以上の規模での全体会議があります。
内容は、目標や施策の共有や、トピックス発表で、自分が発言することはない一方向の受け身の会議です。
そんな時は、会議を視聴しながら、野菜を切るなどの、おかずの下準備します。
注意点は、単純作業に留め、あえて一品完成させないこと。
欲を出して、一品完成させようとすると、調味料の量を間違えたり、手順を忘れてしまったり、会議の内容を聞き逃したり等、会議と料理どちらかが中途半端な状態になってしまいます。
その為、野菜を切るなどの下準備に留めておくと無難です。
【工夫③】90分仕事→10~20分休憩のサイクルで、休憩を欠かさず入れる
人の集中力は、90分以上持続しないという考え方を取り入れ、90分ごとに休憩を入れるようにしています。
90分って意外と短いですよね。
就業終了の17:30(私の場合、16:30)まであと何時間と考えて仕事をするよりも、次の休憩まであと何分と考える方が時間の有限さを感じることができて、集中力が高まりやすいように感じます。
90分以上没頭している場合もありますが、その場合は、休憩後に90分集中力が持続しないケースが多いです。
その為、一日のトータルパフォーマンスを考えると、90分で区切ることは重要です。
例外として、昼休みは1時間休憩できるので、昼休み前は90分以上没頭することはあります。
また、朝は、子の保育園送迎をするのは夫ですが、そのフォローや自分の朝食などもあるので、90分を確保できず、その時間帯は仕事時間が流動的です。
私の理想のタイムスケジュールは以下の通りです。以下を目指し、日々、時間管理しています。
7:00~8:00【1h】 | 仕事 |
8:00~9:00【1h】 | 休憩(子の送り出し、朝食) |
9:00~10:30【1h30min】 | 仕事 |
10:30~10:50【20min】 | 休憩 |
10:50~12:00【1h10min】 | 仕事 |
12:00~13:00【1h】 | 昼休憩 |
13:00~14:30【1h30min】 | 仕事 |
14:30~14:50【20min】 | 休憩 |
14:50~16:30【1h40min】 | 仕事 |
【工夫④】休憩時:名もなき家事、ルンバ清掃、風呂掃除をついでに行う
休憩の際、ついでに3~5分程度の短時間でできる家事を行います。
例えば、以下のような家事です。
- ルンバが掃除できるよう床に落ちてる物を拾う
- 浴槽の掃除
- 名もなき家事
「名もなき家事」とは、例えば、
- ハンドソープなどの詰め替え
- 不足している日用品在庫チェック
- ポストの確認
- 保育園のお便りの内容確認
- 資源ゴミをまとめて捨てる準備
- ゴミ箱のゴミをまとめる
などなど、リビングを眺めて目にとまったことをこなします。
名もなき家事は一つ一つは数分で終わる割に、数が無数にあるので、まとめてやろうと思うと、時間を要すので負担になります。
その為、ちょっとした隙間時間に少しずつこなすのが、負担にならないコツかと思います。
注意点:休憩時に、5分以上かかりそうな家事や頭を使う家事をしない(できない)
逆に、隙間時間で終わりそうにない家事や、やり始めると途中で辞められなくなる家事はやらないようにしています。
例えば、
- サイズアウトした子供服の整理
- 下駄箱の靴の整理
- 家計簿を付ける
理由は、家事に集中してしまい、休憩した気にならず、仕事に戻っても集中力が高まらない為です。
【工夫⑤】昼休み:一日一品夕食作り
ずぼらなやり方として、聞いてください💦
私は、夕食を昼休みの時間に作ることが多いですが、基本的に一日一品作ることにしてます。
そして、その一品は大量に作って、以後3日かけて夕食に出します。
夕飯のおかずとしては、以下の4品です。
- 今日作ったおかず(主菜)
- 前日作ったおかず(副菜1)
- 前々日作ったおかず(副菜2)
- 調理がほぼ不要な単品(浅漬け、焼き芋、ミニトマト)
当日作ったおかずをあまり子が食べてくれなかった場合は、2日目以降に材料を足したり、調味料を追加して味を変えたりします。
4品あれば色んな食材を摂取できますし、好き嫌いがあってもどれかしら食べてくれるだろうということで、アレ食べない、コレ食べない、遊び食べを始めるような2~3歳児にはこのやり方がおススメです。
ちなみに、余裕があったとしても、一日一品以上は作りません。
その余裕は、名もなき家事の方に費やしています。
名もなき家事の方が、休憩時間だけでは、さばききれない為です。
在宅ワークならではの苦労と対策
休憩時に毎回同じ行いをし、頭のスイッチをオフにする
文頭にも書きました通り、家で仕事をしていると、家で息抜きできなくなってきます。
一息つきたいのに、緊張状態からなかなか解放されない・・・
その対策として、休憩時に毎度同じ行いをすることで、次第にその行いをすると頭のスイッチがオン→オフへ切り替わるように、体に覚えさせるのです。
はじめは、その行いでスイッチがオフにならなかったとしても、毎日同じ行いをしてリラックスしようと努めると、自然と体が覚えていってくれるものです。
例えば、ヨガの1ポーズ、筋トレ1回、縄跳びなど。
私は、外の空気を吸いがてら、縄跳びをやります。
2重跳び連続で引っかかるまでです。
あと、休憩時に家事を行う時は、音声メディアの「Voicy」を聞いています。
「Voicy」では、著名人が毎日~週に数回、約15~30分程度の音声を配信していて、過去の配信も視聴出来てタイトルも付いているので、気に入った配信者の気になるトピックを選択して聞いています。
毎日の習慣として、タイムリーにその日配信されているものを視聴するのもいいですね。
有料プランもありますが、大半が無料で視聴可能です。
家事をしながら視聴するのがおススメです。
子が体調不良時の対応
我が家では、子の体調不良児の看病を夫や実母にお任せする事があります。
その場合、リビングで看病してもらい、2階の一室で私が仕事をする訳ですが、普段は家に私一人しかいないので、家に他の人が居るととても気が散ります。
ましてや、体調不良の子となると、気になって仕方がありません。
子の症状の重い時は特に、著しくパフォーマンスが落ちている気がします。
その為、仕事のスケジュール的余裕がない時は、病児保育に預けるか、仕事調整して潔く自分が休むかの対応をするようにしています。
最後に
家で集中できるタイプの人が在宅ワークをすると、休憩を取ることを忘れて仕事に没頭する為、会社に出勤する場合に比べ、仕事に集中できる分、一日で回復できないくらいに疲弊してしまいがちです。
私もそのタイプでしたので、本記事で記載しました工夫を行い、休憩がてら家事をこなし、夕方以降は、余裕を持った時間を送れるようになりました。
一日の中で移動時間がなく、家事や仕事をしている時間が長くとれるため、こなしている仕事量&家事量は、かなり多くなってきました。
仕事や家事を完遂すると、達成感を感じる事ができ、夕方に爽やかな気分で子と過ごせます。
ご参考にしていただけたら幸いです。
今日も素敵な一日になりますように☀
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