【家庭菜園】コロナ流行&物価高騰を経て、地方移住をおススメする理由

この記事は、都会での暮らしに息苦しさを感じ、地方移住を検討されている方、IターンやUターン希望者、都心で暮らす意義を見失った方等に読んでいただけたら幸いです。もちろん、既に地方に住んでらっしゃる方にも読んでいただきたいです。地方で野菜を栽培しながら暮らすことを提案してます。地方では、出費が抑えられるので、コスパ良く生きて行けたりします。

都会と地方の違い

私は、都会は4カ所ほど、地方は4カ所ほどに住みました。

コロナが流行した時期以降は、たまたま地方に住んでおり、
都会に住んでいる場合に比べ、地方はコロナ流行や物価高騰の影響は小さいと感じています。

都会と地方の両方に住んだ経験を踏まえ、コロナ流行と物価高騰という2つの観点から、地方と都会の違いを記載しつつ、必ずしも都会に住まなくてもいいという状況(※)の方へ、地方移住をオススメしたいと思ってます。

 ※例えば、大学卒業、転職、退職、結婚、出産を機に、住む場所の縛りがなくなった、都会に住む必要がなくなった等。

そして、もし興味があったら、家庭菜園を始めてみましょう。

コロナ流行の影響

コロナが流行った際、都会と地方の違いとして、「密な空間」と「各県の食糧自給率」の差を感じました。

密な空間

コロナに限らずですが、とあるウイルスが流行すると、まず避けたいのが密な空間、クラスターの発生ですね。

典型的な例が満員電車ですが、その他にも駅構内やスーパー、会社など、
都会はどこへ行っても密な空間が多い。

一方で、地方は、密な空間の割合は著しく低い。

近所を散歩してても、人とすれ違うことは稀なエリアが多い。

日常的に密な空間に行っている人の方が珍しく、密を避けるといっても、普段の生活は大きく変化しないでしょう。

県内の一次産業の割合、食糧自給率

コロナが流行った際、都道府県内における一次産業の割合が、そこに住む人の精神的な不安、ストレスの大きなに直結しているように感じました。

つまり、県民が生きていける程の一次産業が県内に存在している

各都道府県内に、県民が食べていけるだけの食糧がどれほどあるか、という事です。

都道府県別の食糧自給率を見てみると(生産額ベース、H28年度数値)

  •  北海道:209%
  •  青森:260%
  •  長野県:126%

県民が食いっぱぐれることはなさそうですね。

一方で

  •  東京:3%
  •  大阪:5%

都会と地方では、差が歴然です。

もし東京が都市封鎖、ロックダウンしてしまい、物流が止まってしまったら・・・・

考えただけでぞっとします。

他方、地方で物流が止まってしまったら・・・・

私の住む地域では、各家庭において野菜が入手できなくなることはない気がします。

住宅地の隙間の各所に畑があるので、近所や家族など、誰かしら野菜を栽培している知人がいて、その人から買うなり譲ってもらうなりするのだろうと思います。

また、スーパーの地元産野菜売り場や直売所は変わらず販売継続できるでしょう。

物価高騰の影響

2025年現在、各商品の値上げラッシュが止まりません。

値上げしていない商品を探すことの方が難しいくらい、値上げ、値上げ、値上げ。。。。

その中で、例に漏れず、野菜も値上げしてます。

2025年冬は、キャベツや白菜は高くて、一玉なんてなかなか変えないですね。

しかし、地方の野菜直売所は、相変わらず安い値段で野菜が販売されています。

自分で栽培すれば、安いどころか、食べ放題状態で野菜が手に入ります。

実際のところ、私が栽培している冬野菜、果物は
キャベツ、白菜、人参、ジャガイモ、玉ねぎ、キウイフルーツ、干し柿。

これだけ種類があれば、最低限のおかずは料理出来ますし、デザートにキウイや干し柿も食べれます。

スーパーで購入する野菜は、きのこ類ともやし、セロリくらいです。

野菜栽培に必要なスキル=働く上で必要なスキル

専業農家のように大々的に初期投資して、農業をしましょうとお薦めするつもりはありません。

ご自宅用の野菜を栽培する為の家庭菜園をしましょう。

家庭菜園サイズで始めれば、野菜栽培自体はそんなに難しいものではありません。

植物は強いですからね、そんなに手をかけなくても野菜は育ちます。

農業というものは、体力勝負のようなイメージが強いですが、大前提として頭を使うことが不可欠です。

頭を使えば使うほど、労力は減ります。

また、旬の時期に育てれば、さほど労力はかからないのです。

旬の時期に育てずに、通年で一定量収穫できるようにするから、ハウスや温度調整、投資、機械が必要になるのです。

手間をかけずに育てる為に、家庭菜園は、旬のものを育てましょう。

そのために必要なスキルが、

  • スケジュール計画:適期に必要な作業を実施する
  • 必要な資源の確保:作物によって、必要な土質、水、日光の量は異なります。

     →自分の庭、畑の性質を理解した上で、育てる作物の特徴に応じて、必要な資源を配分する

  • 情報収集:100人の農家がいれば100通りの農作業のやり方があります。

上記を実施する為には、情報収集を進め、自分に合ったやり方を探す必要があります。

これって、仕事でやってることと一緒ですね。

ヒト、モノ、カネ、ITの資源の活用です。

今まで首都圏で、必死に働き、膨大な知識、ノウハウを蓄積してきた方の場合、

その知識、ノウハウを活用すれば、より効率的に野菜栽培出来るでしょう。

しかも、今後発生しうる災害、ウイルス流行による精神的ストレスから解放されます。

それどころか今以上に豊かな人生が実現できうるのです。

一次産業は、自分の生活必需品を満たしてくれます。

もちろん、本業として一次産業の職業につくのもOKだと思います。

しかし、それには大きな勇気と決断力、覚悟が必要です。

まずは、趣味程度に片足を突っ込んでみるのもアリではないでしょうか?

自分の食べる野菜を育ててみよう

私の場合、夫婦ともに会社員をしながら、子育てしつつ、昼休みの時間を使って、小さな畑で野菜を育ててます。

畑1年目は、プランターで大葉を育てるところから始めました。

それが、畑5年目にして、50種類以上の野菜を育てるようになりました。

沢山収穫できたら、ご近所におすそ分け。

野菜入手について不安のない生活は快適です。

最後まで読んでくれてありがとうございます☀

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