【松本市】泊まれる木のおもちゃ館「マツモトサトヤマドアーズ」に2歳&4歳と泊まってきた 

※ドアーズの水色看板の写真

半年ごとに年子連れて母子旅行

夫が旅行にあまり興味がないこともあり、私は、下の子が1歳頃から年子二人連れて3人で旅行に出かけています。

育休中、平日ど真ん中に旅行に行き、宿泊料が比較的安いし、空いているしで快適であることに味をしめ、半年に一回ペースで旅行に行くようになったのがきっかけです。

旅行ってやっぱ楽しいですよね。

行き始めたら止まらない。

育休から復職した現在、ペースは増えつつあります。

今回は、私が子連れ旅行を始めて5回目の宿泊旅行です。子は2歳と4歳。

5回目となれば慣れたもので、準備を入念にしなくても、気軽に出かけられるようになりました。

4歳娘も慣れてきて、次のお泊り旅行を常に楽しみにしている様子です。

さて、今回泊まった時期は、7月上旬に一泊二日。

梅雨や猛暑の夏は、外遊びが思うようにできず、親としては子の遊び場に困るし、子も暑さでちょっとけだるそうにしているところに、今回の旅行が気分転換、刺激になればいいなと期待し、計画しました。

今回の行き先は、とってもユニークなお宿、マツモトサトヤマドアーズです。

マツモトサトヤマドアーズとは

長野県松本市にあり、子育てファミリーにやさしい宿として

  空が見えるゲル一棟貸しグランピング & 泊まれる木のおもちゃ館

をコンセプトとしている場所です。

※ゲルの写真

松本駅から車で10分ちょっとで着きます。

それでは以降、2歳&4歳&母の3人で宿泊した際の宿泊プランについて、宿泊部屋、食事、遊びの観点で記します。

【宿泊部屋】木のおもちゃ館2階

ゲルでの宿泊も楽しそうでしたが、娘がトイトレ完了したばかりで、トイレが近い方がいいと考え、今回はおもちゃ館の部屋に宿泊するプランを選択しました。

おもちゃ館は、1階がおもちゃスペースで、2階が宿泊スペースです。

おもちゃスペースから宿泊部屋へ階段一つで移動できるので、移動時間数秒。

親としては時間ロスがなくとっても楽でした。

結果、ずーっと飽きることなく、1階のおもちゃで遊んでいました。

ただ、そうはいっても何時間もおもちゃスペースで遊んでいるのではなく、小一時間ごとに、後述するピザ作り体験、おせんべい焼き体験、食事、お風呂などを間に挟んだので、集中力が途切れることなく遊べたのかなと思います。

【食事】ピザ作り体験&おせんべい焼き体験+持ち込みOK

食事プランは主にBBQ、食事提供、持ち込みの3パターンで、

今回、大人(私)の食事は付けず持ち込みにし、子どもの朝食と、アクティビティとしてピザ作り体験とおせんべい焼き体験を付けました。

まとめると以下の通りです。

夕食 :ピザ作り体験 + 持ち込みお弁当 + 食後におせんべい体験
朝食 :(子)朝食提供 + 私は昨日のお弁当の残り

私の食事を付けなかった理由は、大人の朝食や夕食のメニューが豪華で、子連れの状態で豪華な食事を堪能できる余裕があるか自信がなかった為です。

ドアーズさんからも事前に食事の持ち込みをお勧めいただいたので、今回はお弁当を持ち込みしました。

ただ、同日に宿泊していた他のお客様の食事をちらっと拝見したところ、実に美味しそう!

次回はぜひ食事付きにしようとこっそり決心しました。

ピザ作り体験

チェックインしてから子がおもちゃでひと遊びした後の夕方、夕食前に行いました。

工程としては、

  1. 生地を伸ばす
  2. 生地に穴をあける
  3. トマトソースを塗る
  4. トッピング盛り付け

です。

これを15分程度でテンポよくスタッフさんが導いてくれて、完成に至りました。

子二人が体験を行い、私はフォローするつもりで横にいましたが、スタッフさんの手際がとても素晴らしく、私の出る幕はありませんでした。

2歳児の息子までも見様見真似で完成にたどり付けていて、スタッフさんに大感謝です。

その後、作ったピザを夕食で食べました。

子どもにとっては、自分で作って食べて、貴重な経験をさせていただいたなと思います。

「ピザ作りは自宅でもやろうと思えばできるじゃん」という声があるかもしれませんが、我が身を振り返ってみると日々の生活に追われてなかなか・・・いざ行動に起こすのは難しいので、今回体験できてよかったと思います。

今回の体験により、準備を完璧に整えておけばテンポよくできることが分かったので、家でトッピングくらいはやろうかなと今はちょっと思ってます。(実際にやるかどうかは置いといて笑)

おせんべい体験

夕食後におもちゃでひと遊びし、その後、おせんべい焼き体験を行いました。

工程は単純で、おせんべいを卓上コンロの金網の上でひっくり返しながら焼いていき、最後に醤油のタレを塗って完成です。

日頃から「おせんべいおせんべい焼けたかな」という手遊びを我が子とやっていたので、実体験をさせたいという思いでおりました。

4歳娘は、トングの扱いに慣れてくると、上手にひっくり返していました。

2歳息子は何度もコンロを触ってしまいそうになり、火の扱いの体験としてはまだ年齢的に早かったかなと思います。

そして、完成したおせんべいは、元祖おせんべいという感じで、市販のおせんべいよりとっても硬い!

おせんべいって本当はこんなに硬いんだね、と話しながら皆で食べて、あごの発達面でも良い機会になりました。

【おもちゃ】一泊では遊びきれない程に木のおもちゃが豊富

ほぼ全て木製のおもちゃで、中には見こたこともない珍しいおもちゃが多数ありました。

※2F磁石の写真

あらゆる年齢層向けのおもちゃが多数そろえてあるので、我が子は全く飽きることなく、夢中で遊んでいました。

ボードゲームもあり、難易度の高いおもちゃやルールの理解が必要なおもちゃなど、小学生も楽しめそうです。

今回は一泊二日で、空き時間はほぼおもちゃで遊んでいましたが、全おもちゃを到底遊び切れませんでした。

また、おもちゃ館は、木のおもちゃをメインとしているだけでなく、建物全体、壁や床に無垢の木がふんだんに使われ、とても居心地が良かったです。

特に、シンボルである樹齢500年のケヤキの木の中には、一回入ると出たくなくなりました。

子どもと一緒に3人で入っても狭くない広さです。

今回、1階のおもちゃスペースに他のご家族がいない時間帯が結構あったので、私は子に誘われるがままにケヤキの木の中にずっといました。笑

以上、宿泊プラン(部屋、食事、おもちゃ)について記載しました。

次に、他のホテルにはない、マツモトサトヤマドアーズならではのおススメポイントを記載します。

【おススメ①】スタッフさんが先輩ママさんで繊細な配慮がありがたい

スタッフさんは、子育て経験のある先輩ママが多数のようです。

その為、食事の時などに子どもが求めることや必要なものを予測してくださり、こちらからお願いする前にさっと差し出していただくなど非常にありがたいケースが多々ありました。

通常なら子が求めていることを私が代弁してスタッフさんに依頼するところ、子どもの拙い言葉により察し、飲み物のお替りや子供椅子の配置等、対応いただきました。

本来であれば母子旅行の際は、基本的に大人の目は自分のみとなりずっと気が張ってますが、こちらに泊っている間、スタッフさんが温かく見守っていただけたので、安心して過ごすことができました。

そういった意味で、私も緊張がほぐれ、安らぐことができました。

【おススメ②】大規模ホテルとは異なり、館内の移動時間が短縮でき、時間的余裕がある

今までは、キッズスペースがある子連れ向けの大規模ホテルに泊まっていました。

そういった大規模ホテルでは、食事エリア、大浴場エリア、キッズ向け遊び場などの各場所へ移動する際、子がいるので都度時間がかかり、結果的に自由時間は少なくなりがちでした。

移動を含めると、大規模ホテルの場合は食事1.5時間、お風呂1時間等になります。

大規模ホテルでの一泊二日の場合、結局、宿泊先で一息つく間もないくらいに忙しく、あっという間に帰路に就くことになりまます。

また、遊び場が宿泊部屋から離れていると、何時に遊び場に行こう、何時に部屋に戻ろうなどと子供へのアナウンスや説得が必要です。

しかし今回のように、一つの建物の中に食事、お風呂、部屋、おもちゃスペースがまとまっていると、移動時間がほぼゼロ、自由時間が最大限に確保できます。

所要時間は、マツモトサトヤマドアーズの場合、食事30分、お風呂30分程度でした。

家に居る場合と同じ所要時間です。

子どもも、食事やお風呂が終わればまたすぐおもちゃで遊べるとわかっているので、事前にいつからご飯かなどをアナウンスしておけば、「ご飯だよー」「お風呂行くよー」の声掛けに対し、すんなり動いてくれました。

ゆっくりコーヒーを飲みながらこどもたちとおもちゃで遊べて、私にとっても有意義な時間だったと感じています。

【おススメ③】オーナーの赤沼さんがとってもかっこいい!★

今回、平日に泊ったこともあり、オーナーの赤沼さんとゆっくりお話しすることができました。

10年かけてこのおもちゃ館を構想し、立ち上げたそうですが、子育てが終わった後に起業しようとする発想が純粋にかっこいいですし、おもちゃ館のコンセプトに夢やロマンを感じました。

人生100年時代の中、定年後にどういった働き方をするのか私の中で課題として日々考えてますが、赤沼さんをお手本に、10年程かけて構想し、早期退職または定年とともに、ロマンのある仕事をしたいなと改めて感じました。

現在、30歳後半にさしかかり、今まで感じなかった「老い」を感じることが日常で時々あります。

髪の毛の中に白髪を見つけたり、朝むくみがひどい日があったり、シミができたり・・・

そして、10年後、20年後の老いた身体とともにどう生きていこうかとぼんやり考えます。

例えば、50歳になった時、今後の老いに憂うのではなく、今まで50年間の経験を活かして新しい事を始めようとする自分でありたいです。

過去の仕事や子育ての経験すべてを生かし、このおもちゃ館を成功させている赤沼さんにお会いし、お話を聞けた事が今回の旅の最大の収穫でした。

子どもたちもまた泊まりに行きたいと言ってますので、私としても赤沼さんに会いにまた泊まりに行きたいなと感じています。

【おススメ④】松本市街地を一望。部屋から夜景観賞と天体観測もできる

マツモトサトヤマドアーズは、ちょっとした丘の上にあるので、松本市街地を一望することができます。

宿泊部屋のロフトの小窓から、夜、外をのぞくときれいな夜景が見えました。

我が家は、平地にあるので、家から夜景は見えず、家の近くに電灯があるので、星もあまりよく見えません。

夜に外出することは滅多にないので、子どもたちにとっては夜景は初めての景色だったかも。

日が暮れてふと外に目をやった際に予想外にもキレイな景色でした。

最後に

今回は2~4歳がマツモトサトヤマドアーズに宿泊した場合の宿泊プラン一例をご紹介しました。

久しぶりに松本市に行きましたが、遊び場が多数あり、子どもと行きたい候補が多々あります。

できたら2泊したいところですが、一泊でも十分楽しめることが分かったので、思いつき弾丸旅行でもまたふらっと遊びに行きたいなと考えています。

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