

3歳&4歳の年子子育て中のびわ子です。
1歳&2歳の頃に初めて母子旅行にチャレンジしました。
現在は、母子旅行が自分にとって最高の気分転換となり、2~3ヶ月に1回ペースでお泊まり旅行に出かけています。
「母子旅行」とは、夫なしで母が子連れで旅行を行くことです。
「ママ旅」「親子旅」「母子旅」とも呼ばれています。
最近では、「旅育」という言葉もよく聞かれます。

日常のワンオペですら大変なのに、旅行なんて・・・
そんな声が聞こえてきそうですが、本記事では、そんな不安を吹き飛ばすべく、母子旅行のメリットを紹介します。
- 夫が旅行に興味がないor仕事で多忙なので、いっそのこと母子で旅行に行きたい
- 子育てがマンネリ化しており、旅行により日常にメリハリを付けたい
- シングルマザーorシングルファザーで旅行好きの方
- 旅行好きの妊婦さんで、産後も旅行に行けるのか気になる方
離婚率が高まり、シングルマザーが増加しているとはいえ、旅先で周囲を眺めて見ると、母子のみで旅行に来ている人は珍しいようです。
珍しいからか、母子旅行は端から見ると「母一人で大変そう」「旦那さんはいなのかしら」とマイナスの目で見られがちです。
でもね。
母子旅行って、女一人旅と同じくらいサイコーです!
最近では私は、会社の年休を、自分の一人時間確保の為よりも、母子旅行の為に使っています。
(平日の方が安く旅ができるため)
なお、この記事では、便宜上「母子旅行」という言葉を使っていますが、父子旅行の場合も同様なので、必要に応じ読み替えてお読みください。
親にとってのメリット?子どもにとってのメリット?
母子旅行のメリットを考える際、誰にとってのメリットか?を考えてみました。
- 親である自分?
- 子ども?
- 親子両方?(=親子関係?)
結論は、親と子どもの両者にとってメリットがありそうです。
本記事では、親にとってのメリットに絞って記します。
子どもおよび親子関係にとってのメリットにつきましては、下記記事にまとめていますので、良かったらご覧ください。
では、母子旅行について、親にとってのメリットを順に見ていきましょう。
メリット①【宿泊費と交通費】旅費が安価
旅費で大きな割合を占めるのは、宿泊料と交通費です。
それらにおいて子ども料金が安く設定されているケースが多いため、母子旅行は、
一人旅+α程度の金額で旅行する事ができます。
宿泊料と交通費が安く済むと、一回あたりの旅費が抑えられるので、その分、高頻度で旅行できるとも考えられます。
宿泊費:2歳以下は無料、3歳以降は半額~
ホテルにおける幼児の宿泊料でよく見かけるケースは以下です。
2歳以下 :無料
3~4歳以降 :5000円~ or 大人の半額
上記「3~4歳以降」の金額は、食事や寝具の有無で多少金額は変わってきますが、いずれにせよ大人一人分に比べると少額です。
我が子は現在、2歳&4歳。
私の分(大人一人)を合わせても、だいたい1.5人分の宿泊料で泊まれます。
いずれ子どもの成長とともに3人分の宿泊料がかかることを考えると、その半額で泊まれるので、とっても割安です。
なお、ファミリー向けの部屋は大人2人以上の宿泊を想定しているケースが多く、大人一人での予約の場合、注意が必要です。
その注意点および予約時のコツについては、下記記事に記載してますので、良かったらご覧ください。
※
交通費:幼児は電車がほぼ無料!
公共交通機関で移動する場合、宿泊費同様、子ども料金は安いケースが多いです。
各公共交通機関の具体的な幼児の扱いは、以下の通りです。
電車、新幹線(自由席) | 5歳以下:無料 |
飛行機(JAL,ANA) | 3~11歳:大人料金の75% |
飛行機において2歳以下の場合、親の膝の上であれば無料、子供用に席を確保する必要があれば有料、といった考え方が多いようです。
なお、飛行機(LCC)の場合は、2歳以下でも席を確保する場合は大人料金の75%~ほぼ100%の金額がかかります。
しかし、そもそも大人料金自体が安いので、大人1人+幼児2人の場合でも、上記JALやANAよりもLCCの方が安いケースはあります。
メリット③【気楽】大人一人だからこそ、想定外に対し適当に臨機応変に対応できる
子連れ旅は、普段慣れていないことを行うことが多いので、想定外の事象が多発します。
子どもの年齢が小さいほど、想定外が多く発生しうるでしょう。
想定外の事象とは、具体的には以下です。
- 新幹線や飛行機に乗り遅れた
- 家やホテルに忘れ物をした
- 子どもがお漏らしした
- 子どもが癇癪を起こした
これらに対し、大人二人が力を合わせて対処できれば、大人二人いた方が良いかもしれません。
ただ、上記ケースが生じた場合、パートナーがイライラしたり、
パートナーからなぜか自分が責められたり、
対処方法について意見が分かれて口論になったり、
その結果、雰囲気が悪くなったり・・・
夫婦喧嘩が勃発しがちです。
ただ、

一緒に旅に来ている以上、自分の独断で進めるわけにも行かないので、夫の意見も聞かなきゃ・・・
とは思うので、独断で対処する訳にもいきません。
例えば、電車が遅延して飛行機に乗り遅れそうな場合、
イライラしているパートナーとともに最速の代替手段を認識合わせ
↓
ダッシュで移動
↓
結局、乗り遅れた場合は、高額でも次の便を購入するか、旅行を中止とするか、話し合い。
↓
意見分かれると、雰囲気が悪くなる。。
意見が分かれた際、こちらに合わせてもらっても申し訳ない気持ちが浮上するし、
かといって、相手の意見に合わせると、せっかく旅行計画したのにと解せない。
それが結構しんどかったりします。
一方、母子旅行のように大人一人での旅の場合、そもそも喧嘩が勃発するリスクがない上に、独断で想定外の事象に対処できるので、時にはより早く対処できます。
黙々と代替手段を調べる
↓
ダッシュで移動
↓
結局、乗り遅れた場合は、高額でも次の便を購入して、しれっと旅行を強行。
↓
子どもに対しては、状況を楽しめそうであれば説明して笑い話にしてしまう。
受入れられずに泣かれそうであれば、その時は何事もなかったかのように振る舞い、後日説明。
特に私は、「まぁいっか」と潔く諦めたり、流したり、忘れたりすることが多いので、自分一人の方が気楽です。
こう書いていると、私って結婚に向いていないなと思いますが笑、同じような性格の方の参考になれば幸いです。
メリット③【旅筋力パワーアップ】最初の2回は筋トレ。3回目以降はただただ楽しい
ここまで、母子旅行のメリットを挙げてきましたが、

日常ですら大変なのに、旅なんて・・・
と思っているあなた。

大変なのは分かっているけど、ちょっと行ってみたいかも・・・
と思い、ついついここまで読み進めてしまったあなた。
普段、お弁当持って母子で公園に行ったり、ワンオペ外食やお風呂ができているのであれば、旅はそれら日常の集合体です。
慣れれば、自分自身も案外、楽しく行けます。
ポイントは、「慣れれば」です。
慣れるまでの最初の2回は確かに大変。
お子様の年齢によっては、その大変さは覚悟しといた方がよいでしょう。
でも3回目以降は、慣れてくるので楽になります。
慣れと共に楽になる要素は、以下の通りです。
- 子どもが慣れて、主体的に行動するようになる
- どの程度細かくスケジュールを事前に子どもに伝えておくのが良いか、親子共に分かってくるので、適切な伝え方によりスムーズに行動できる
- 荷物の適量が分かる →過剰に荷物を詰めず、軽量化できる
- 旅に出た途端、自分がリラックスモードに入る
- 旅先で、子どもの寝ている間(昼寝や夜間)に、有意義な自分時間を確保できる
私の場合、私が母子旅行に行き始めたのは、子どもが1歳&2歳。
子どもが小さいこともあり、最初2回の母子旅行は大変でした。
でも3回目から要領を得て、大変なシーンに対し事前準備や対策を講じるようになるので、心にも余裕が生まれ、自分自身も旅を楽しめるようになりました。
要は、自分の母子旅行筋力(事前準備と予測と対処)がついてきます。
また、子どもの成長とともに、世話の量自体が減ることで楽になる側面もあります。
2歳頃のイヤイヤ期以降は、徐々に自分でトイレ、着替え、食事ができるようになるので、その楽になる速度はより速いように感じます。
最後に ~家族旅行でつまずいたら、母子旅行へ~
いかがだったでしょうか。
子どもにとってのメリットだけだと、母子旅行に対し、重い腰は持ち上がらないでしょうが、親にとっても十分メリットがあります。
次に、子どもにとってのメリットも知りたい!という方は、下記記事をご参照ください。
余談ですが、私は、旅先におけるホテルでの食事中など、ついつい周囲の家族連れの様子を観察しています。
よく見かけるパターンは、
- 子どもがYoutubeを見ていて、その横で黙々と食事する夫婦
- 3世代旅行で大人の手は足りているはずなのに、色んなところから話しかけられていて余裕のないお母さん
- 夫が携帯を見て、子どもの世話をしながら食事しているお母さん
こういった風景をみると、母が満足できる家族旅行って難しいなと考えてしまいます。
子どもが楽しむことが一番でしょうが、日々頑張っている母も旅行を楽しんでいいと思うのです。
むしろ、そんな母の為の旅行であってもいいと思うのです。
そう思うと、母子旅行のメリットを享受し、母子旅行にふらっと出かける選択肢もありかなと感じます。
家族旅行の壁にぶち当たり、一人で気楽に動きたいタイプのお母さん。
ぜひ3回、母子旅行をオススメします!
(最初の2回は大変で、3回目から楽しめるので笑)
なお、母子旅行大好きな私にとって、母子旅行 唯一のデメリットについては、以下に記載しています。
※
唯一かつ最大のデメリット、、、それは、家族旅行が億劫になる。笑
それでは今日はこの辺で。
読んでくれてありがとうございます^^
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